「椿園」は鎖雲路の中ほどに位置し、「蘇鉄植物区」に隣接しており、その面積は約4ヘクタールで、2018年の春節に完成・オープンしました。園内には約400種（品種を含む）のツバキ科の植物がいくつかの区に分けて栽培されており、中にはアザレアツバキ、カイドウツバキ、金花茶など、観賞価値の高い種や品種も多く含まれています。春節前後が花の見頃で、中でも四季咲きアザレア椿という品種は、一年中に楽しめます。
また、当園内にはキバナノウゼン、トックリキワタ、デイゴなど、花が咲く大喬木を共生樹種として植えているが、一年中咲き続けて、実にユニークで趣があります。登山歩道は曲がりくねっていて、亭台が点在し、渓流や小さいな滝が流れており、小川のせせらぎ、鳥のさえずり、花の香りが楽しめます。頂には翠翼亭がそびえ立ち、手すりに寄りかかって遠望すると、鷺島の市街地を一望できます。